中古マンションの購入は準備が大切!資金計画・事前審査・必要書類を解説
中古マンションを購入しようと考えているものの、どのように進めれば良いのか分からない方も多いでしょう。
購入に失敗しないためには、十分な事前準備が欠かせません。
本記事では、中古マンション購入の準備としての資金計画や住宅ローンの事前審査、必要書類の準備について解説します。
練馬区で中古マンションの購入を検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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中古マンションの購入は資金計画の準備が大切!
中古マンションの購入を考えたら、まずはご自身の収入と支出、将来の生活計画を考慮して、購入予算を設定することが大切です。
資金計画の手順
中古マンションを購入するための資金計画は、次のステップで進めます。
●住宅ローンの月々の返済額を計算:年収や毎月の支出を基に、無理なく返済できる住宅ローンの月額を算出
●頭金と初期費用の準備:貯金から頭金や初期費用に充てる予算を設定
●購入可能な物件価格の算出:諸費用を考慮して、実際に購入可能な中古マンションの価格を割り出す
上記のステップを踏むと、中古マンションの購入が現実的な計画になります。
中古マンションを購入する際の予算設定のポイント
予算の設定は世帯の年収を基におこなうのが一般的です。
住宅ローンで借り入れ可能な金額は、年収の5倍から6倍が目安とされています。
親族からの支援や自己資金を加えた金額が、物件の購入予算となります。
住宅ローンの借り入れ額は物件価格の約80%、頭金は物件価格の10%から20%が一般的です。
全額をローンで賄うことも可能ですが、審査が厳しくなり、毎月の返済額も大きくなります。
可能であれば頭金を用意すると、より安心して購入を進めることができます。
物件を選ぶ際は、初めに設定した予算を念頭に置き、条件の良さだけでなく、経済的な実現可能性も考慮することが重要です。
諸費用も考慮する
中古マンション購入時には、物件価格にくわえて、さまざまな初期費用や頭金が必要です。
具体的には、物件価格の約6%から13%に相当する諸費用が加算されます。
主な諸費用は、以下のとおりです。
●売買契約書の印紙税:契約書に課される税金
●不動産会社の仲介手数料:物件の仲介をおこなった不動産会社に支払う手数料
●抵当権設定時の登記費用:抵当権を設定する際の登記にかかる費用
●住宅ローン契約の事務手数料:借り入れ金額の約2%が目安
●団体信用保険: ローン返済中に万一のことがあった場合に適用される保険
そのほか、ローン保証料なども必要です。
上記の費用は通常、現金での支払いが求められます。
さらに、中古マンション購入後には不動産取得税が課され、管理費や修繕積立金などの継続的な費用も発生するため、注意が必要です。
中古マンションを購入する際には、これらの初期費用や継続的な費用も含めて資金計画を立てることが重要です。
事前に余裕を持った資金計画を準備しておくことで、スムーズに物件を購入できます。
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中古マンションの購入準備として住宅ローンの事前審査は必要?
住宅ローンの事前審査は、物件を契約する前に受けることができます。
事前審査を通じて、借り入れが可能な金額を事前に知ることができるため、購入予定の住宅の予算を明確に設定することが可能です。
事前審査を受けるメリット
中古マンションの購入にあたって事前審査を受けるメリットは、以下のとおりです。
●借入可能額が確認できる
●無理のない返済計画の立案
●購入予算の客観的判断
住宅ローンの事前審査により、どの程度の金額を借り入れることが可能かが分かります。
借り入れ金額が予想より少なくなるリスクを避け、気に入った物件をスムーズに購入することができます。
また、予算を事前に把握することで、無理なく返済できる計画を立てることが可能です。
返済初期だけでなく、将来的にほかの費用が増えた場合にも家計に負担がかからないよう配慮できるでしょう。
さらに、事前審査を受けることで、購入予算について客観的な判断ができます。
本格的な物件探しを始める前に、資金計画をしっかりと立てることができます。
事前審査から借り入れまでの流れ
事前審査から住宅ローンを借り入れるまでの流れは、以下のとおりです。
●事前審査の申し込み
●本審査
●住宅ローン契約
●借り入れ開始と物件引き渡し
事前審査を開始するには、いくつかの必要書類を提出する必要があります。
たとえば、身分証明書や収入証明書などが求められます。
事前審査の所要時間は通常3~4日ですが、金融機関によっては翌日に結果が出ることや、5日以上かかる場合もあるでしょう。
事前審査に通過した後、次は本審査がおこなわれます。
本審査では、同様に多くの書類提出と詳細な審査が必要です。
事前審査に通過したからといって、必ずしも本審査に通るわけではないため、注意が必要です。
本審査に通過すると、住宅ローンの契約を結ぶことができます。
中古マンションの売買契約が完了し、代金の決済と物件の引き渡し時に住宅ローンの借り入れが始まります。
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中古マンション購入のために準備しておくべき書類とは?
中古マンションを購入するには、さまざまな準備と確認が必要です。
売買契約や住宅ローンの手続きごとに求められる書類が異なるため、事前に何が必要かを把握しておくことが大切です。
中古マンション購入の主な手続きと必要書類
希望する中古マンションを見つけたら、まずは購入の申し込みをおこないましょう。
「購入申込書(買付証明書)」に購入希望金額や条件を記入し、売主に署名と押印してもらい、それを提出します。
次に、資金調達の確実性を確認するため、住宅ローンの事前審査をおこないます。
事前審査には、一般的に以下の書類が必要です。
●過去2年分の源泉徴収票(または所得証明書)
●印鑑(認印以外)
●運転免許証(またはパスポート)
●健康保険証の写し(勤務先と勤続年数を確認するため)
とくに自営業者や親族会社勤務の方は、業種や事業内容、過去の経営状態から返済能力が審査されるため、2~3年分の資料が求められることがあります。
また、金融機関によっては追加の書類が必要な場合もあるため、具体的な要件は事前に確認することが重要です。
事前審査を通過し、交渉がまとまったら売買契約に進みます。
中古マンションの売買契約時に必要なものや書類は以下のとおりです。
●印鑑(認印以外):実印や銀行印など、公的な手続きに使える印鑑が必要
●収入印紙:売買契約書に必要な収入印紙を事前に準備する
●仲介手数料の半分:契約時に、事前に取り決めた仲介手数料の半分を不動産会社に支払う
売買契約が完了すると、売主に対して手付金を支払います。
手付金の支払い時には、領収証を受け取ることが重要です。
なお、仲介手数料の残り半分は、物件の引き渡し時に支払うのが一般的です。
本審査時の準備
売買契約が完了した後、住宅ローンの本審査とローン契約の段階に進みます。
本審査では、一般的に事前審査時に提出した同様の書類が再度必要となります。
追加で必要な書類がある場合もあるため、その点を確認しておきましょう。
本審査を通過したあとは、金融機関とローン契約を結びます。
ローン契約時に必要なものや書類は、以下のとおりです。
●実印と銀行印
●運転免許証またはパスポート
●収入印紙
●新住所の住民票および印鑑証明書
新しい住所の書類は、物件の引き渡し時の登記手続きにも使用されるため、ローン契約と登記で必要な書類の枚数を確認し、適切な数量を準備することが重要です。
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まとめ
中古マンションの購入は、物件選びの前に資金計画の準備が大切です。
住宅ローンを利用して購入する場合は、事前審査の準備もおこないましょう。
あらかじめ手続きに必要な書類も準備しておくと、手続きがスムーズに進みます。
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