No.65 1位より嬉しい
こんにちは、ゾーホームの柳澤です。いつもお世話になっております。
先月末、息子の運動会を見学してきました。今年から高学年となり、運営側の作業も任される立場になった息子。朝から張り切った様子で、緊張しながらも自信に満ちた表情でスタートを切りました。最初の種目は「80m走」。スタートから力強く走り出したものの、途中のコーナーで失速してしまい、惜しくも1位には
その後の運営作業では、一転して引き締まった表情に変わり、まるで小さなリーダーのように友達に指示を出し、テキパキと作業を進めていました。さっきまで涙を流していた人と同じとは思えないくらいの切り替えの早さに驚きました。この瞬間、息子の頼もしい一面を見ることができて、とても嬉しい気持ちになりました。
そして、運動会の目玉の一つであるダンス演目では、得意の踊りを存分に披露しました。踊る前から、自分の見せ場だと言わんばかりにニコニコと笑顔を浮かべていた息子。演技が始まると、その表情は真剣そのものでした。習い事で身につけたキレのある動きを見せ、保護者席にいる私たちに向けて何度もアイコンタクトをしてくれました。踊り終わった後は、満面の笑みを浮かべながら手を大きく振り、舞台俳優のように退場する息子の姿に思わず吹き出してしまいました。その姿が少し目立っていたのか、周囲の保護者から「とても堂々としていて良かったよ」と声をかけていただき、親として嬉しく思いました。
運動会の終わりに「今日はどうだった?」と息子に聞いてみると、「80m走で負けたのは悔しかったけど、運動会全体はすごく楽しかった!」と笑顔で答えてくれました。悔しそうに泣く顔、真剣な眼差し、そして生き生きと踊る笑顔…。たった一日の中でいろいろな表情を見られたことが、私にとって何より嬉しい出来事でした。
「楽しかった」という息子の一言に、順位以上に、挑戦することの大切さを改めて教えてもらった気がします。
子供の成長は、日々の小さな挑戦の積み重ねから生まれるのだと実感しました。
泣いたり笑ったり、悔しさを抱えながらも前に進む姿は、大人にとっても学びが多いですね。
私たちも一つひとつの課題を乗り越えながら、日々成長を目指していきたいと思います。
◆編集後記◆最後までお読みいただきありがとうございます。さて、今月の柳澤通信はいかがでしたでしょうか?先日、大谷翔平選手がドジャース移籍1年目にして見事3回目のMVPを受賞しました。指名打者に専念した中で達成した「50-50」の記録には驚きと感動を覚えました。さらに、満票での受賞は彼の圧倒的な実力と努力の賜物であり、多くの人に勇気を与えたと思います。ニュースで見た大谷選手の笑顔や周囲への感謝の言葉からは、結果を出すためのひたむきな姿勢と謙虚さを感じ、私たちの仕事にも通じる学びがあると強く感じました。来期は投手としての大谷選手もぜひ見たいものですね。
年末に向けて忙しい日々が続きますが、体調に気をつけてお過ごしください。