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Vol.60 祖母の話

店長通信

柳澤 敬太

筆者 柳澤 敬太

不動産キャリア6年

当社は、創業50年の住宅資材専門商社から生まれました。長年にわたりお客様から支持を得てきた老舗商社だからこそ、「私たちの都合」ではなく「お客様の目線で考える」という視点を大切にしております。特に「不動産屋は何か怖い」と、ハードルを感じられている方は、当社のスタッフとお会いいただき、違いを感じていただきたいと思います。

祖母の話

こんにちは、ゾーホームの柳澤です。いつもお世話になっております。今回は、私の祖母のお話です!先月、90歳で祖母が亡くなりました。小学生の頃は週末になると、山奥にある祖母宅によく遊びに行き、多くの時間を一緒に過ごしました。亡くなったことを知り、とてもショックでしたが、昔のことを色々と思い出しました。 


子供の頃、祖母からよく電話がかかってきていましたが、何を話していいかわからず、思春期のせいもあって恥ずかしく感じていました。


10代後半になると、祖母が寂しがっているのではないかと思い、頻繁に顔を出すようになり、社会人になってからも地元に帰省するたびに手土産を持って遊びに行きました。


その際、祖母は「お菓子を持っていきな」と言ったり、ひ孫である私の息子にも「おもちゃあるよ!」といつも用意してくれていました。


とても嬉しかったのですが、小学生の頃から当たり前にやってくれていたので、簡単なお礼を言うだけで済ませていました。 


 そんな祖母が亡くなり、生前「海に散骨してほしい」と話していたので、想いを叶えることに。お墓に入らないことを少し寂しく感じていると、妻から「山奥までお墓参りに来るのは大変だと思ったのでは?


何かしてあげたい気持ちが強いおばあちゃんだったから、何かしてもらうのは嫌だったのかもね。」と言われました。


振り返えると、数年前に祖母が足を悪くした際「せっかく来てくれたのに、何もしてあげられない」と悲しそうに言っていたことを、ふと思い出しました。


妻が言うように、孫に何かしてあげられないか、常に考えてくれていたのかもしれません。


小学生の頃の電話も「何かしてあげたい」とずっと考えてくれていたのかと思うと、涙が出てきました。生前にもっと感謝を伝えていれば良かったなと感じました。


心残りもありますが、相手を喜ばせるために、「何かできないか」尽くす気持ちを持つことは、とても大切なことだと、あらためて教えてもらった気がしました。


これからも家族を大切にし、感謝の気持ちを忘れず過ごしていきたいと感じました。最後の祖母と撮った写真。私が半目で映っているから、もう一度撮り直したい!


それも、すごく心残り。() これから毎年、静岡の海にお墓参りに必ず行きます


編集後記最後までお読みいただきありがとうございます。


先日、息子が学校でケンカをしてきました色々とあり話が大きくなってしまったので、私が先生から話を聞くことにしました。


妻だと感情的になってしまうので…()すると先生から「みんなが〇〇のように言ってます。」という表現を使っていました。


「みんな」とは?と質問して掘り下げていくと、2人の生徒のことだけでした。


息子は生徒全員の意見だと感じていたようで、とても不安に感じていたことがわかりました。言葉の使い方ひとつで、こんなにも話が大きくなってしまうのだと、あらためて感じた出来事でした。その後、無事に解決。良かった~!


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