Vol.58 事実を伝えること
◆事実を伝えること◆
こんにちは、ゾーホームの柳澤です。いつもお世話になっております。
先日、ある有名な事件・事故物件の情報提供サイトを閲覧しました。
不動産の調査をしている際に、情報収集の一環で利用しています。
このサイトは信ぴょう性があると感じた為、
管理会社や住人の聞き込みと合わせて行っています。
利用し始めたのは、ある出来事がきっかけです。
そのきっかけとは、
今から数年前のこと、練馬区のマンションで不動産会社が
所有している2部屋を仲介として販売していました。
7階のお部屋は人気があり多くのお客様が集まったのですが、
5階はお客様が集まりません。
その後、7階は成約となり、5階のお部屋で待機して販売戦略を練ることにしました。
そんな時、事件・事故物件の情報提供サイトをたまたま閲覧する機会があり
調べてみると、なんと5階の部屋で事故死されている情報が載っていたのです
所有者の不動産会社へ確認すると、そんな情報は知らなかったとのこと。
万一ネットの情報が正しかった場合、大変なことだと思い、
直ちに住人に聞き込みをしました。
すると数人の方から情報を収集することができ、事実だと言うことがわかりました。
所有者の不動産会社は、ヒアリング不足で把握していなかったとのこと。
本当に知らなかったのかな…と疑ってしまいたくなりますよね
事件・事故物件は告知義務があるので、
まさか不動産会社が知らなかったとは私も思わず、とても鮮明に覚えています。
購入希望者からすれば、高額の買い物なので慎重になる場面です。
そんなお客様のことを考えれば、告知事項についてはすぐに調査するべきことにも
関わらず、蔑ろにされていることがとても許せませんでした。
その会社とは、その後一切取引を行っていません。
弊社は、お客様目線に立って考えることを一番大切にしています。
どんなことに疑問や不安を感じているのか、
想像しながら聞き込みや調査を行っています。
仕入れた情報が時に住宅購入において
悪い情報でも事実をしっかり伝えてまいります!
◆編集後記◆最後までお読みいただきありがとうございます。
さて、今月の柳澤通信はいかがだったでしょうか?
数年前に自宅の雨どいにハチの巣を作られた経験があります。
妻と外に出て「ハチの巣対策をしないとね」と話していると、
たまたま家の植物にハチが巣を作りはじめているところを目撃してしまいました
しかし、いざ駆除するべき状況になると、
ハチとは言え新居を作っているため、不動産会社の営業として、
ついつい優しい目で見守ってしまいました(笑)。
すると妻が「不法侵入は許さない!」と迅速に撃退。
ハチの新居探しはできませんが、
人間専門で活動しておりますのでよろしくお願い致します