Vol.49 全て伝える

店長通信

柳澤 敬太

筆者 柳澤 敬太

不動産キャリア6年

当社は、創業50年の住宅資材専門商社から生まれました。長年にわたりお客様から支持を得てきた老舗商社だからこそ、「私たちの都合」ではなく「お客様の目線で考える」という視点を大切にしております。特に「不動産屋は何か怖い」と、ハードルを感じられている方は、当社のスタッフとお会いいただき、違いを感じていただきたいと思います。

全て伝える

 こんにちは!お世話になっております。ゾーホームの柳澤です。

今月も宜しくお願いします。


先日、築38年のマンションを下見に行きました。

既にリノベーションされており、とても綺麗でおしゃれな室内でした。


1時間半ほど、室内にいたのですが上の部屋と隣の部屋から、

とても大きな生活音が聞こえてきました。かなり大きな音でした…。


そこで、過去にトラブルが起きていないか管理人さんに聞いてみると、

よくトラブルが起こっているとのことでした。


またペット飼育不可にも関わらず飼っている住人がいて、

動物の鳴き声も頻繁にトラブルの原因になっているようでした。


さらに住人の高齢化が進み収入が減っていることにより、

管理費や修繕積立金の未払いが増えてきていることについても悩んでいました。


未払いが増えると修繕費が足りず、値上げをする可能性もあります。

見た目は綺麗でも、このような問題を抱えているマンションは多くあると思います。


所有者である売主の不動産会社がしっかり把握すべきですが、

今回は全く把握されていない状況でした。


そうなると、仲介会社である私達が不動産調査をしっかり行っていかなければ、

こういったトラブルになるような情報を提供することはできません。


売主会社からすれば、価格は高く、成約は早いほうがとても嬉しいことなので、

余計なマイナス情報を伝えたくないというのが心情だと思います。


そのためか、売主会社が作成した契約書には、

「現況有姿で販売です。」「多少の生活音があります。」と抽象的な表現で、

具体的に書かれていないことが多いです。


しかし、こういった情報こそ購入するお客様にとっては、

知りたい情報のはずです。


その事実が共有されないまま契約に至るケースも残念ながらあります。

私たちは事実の情報を吸い上げて、お客様にお伝えしていくことが

弊社仲介会社の役割だと思っています。


これからもお客様に選ばれる会社になれるように、

丁寧に不動産を調べて「買って良かった」と

思っていただける行動をしていきたいと思います。


見て聞いたものは、全て事実をお伝えしていきます!


編集後記最後までお読みいただきありがとうございます。

さて、今月の柳澤通信はいかがだったでしょうか?


最近、息子とフォートナイトというゲームをやっており、

夜な夜な白熱して盛り上がっています。


そのことを学校で友達に話しているらしく、

息子の友達から「一緒に遊びたい」と私にお誘いがあります。


どうやら私を「簡単に倒せる」と豪語しているようでした。

息子の大切な友達とは言え、黙ってはいられません。

大人の力を見せつけてやろうと思っている今日この頃です(笑)。

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