Vol.48 デメリットこそ伝える

店長通信

柳澤 敬太

筆者 柳澤 敬太

不動産キャリア6年

当社は、創業50年の住宅資材専門商社から生まれました。長年にわたりお客様から支持を得てきた老舗商社だからこそ、「私たちの都合」ではなく「お客様の目線で考える」という視点を大切にしております。特に「不動産屋は何か怖い」と、ハードルを感じられている方は、当社のスタッフとお会いいただき、違いを感じていただきたいと思います。

デメリットこそ伝える

 こんにちは!お世話になっております。ゾーホームの柳澤です。

今月も宜しくお願いします。


先日、宅建士の資格登録を更新しました。

この更新は単なる手続きではありません。


不動産関連の法律が改正された内容や新しい判例を一通り勉強し、

最後にテストに合格する必要があります。

更新期限もあるため、ちょっとした緊張感があります。


勉強方法は、テキストを読みながら法定講習を受講することです。

非常に複雑な法律の内容になるので、理解に努めました。

私が勉強中に印象的だったのは、投資用不動産に関するトラブル事例です。


この判例は、不動産仲介会社から投資用マンションを購入した買主が重大な損失を被り、

その結果、損害賠償請求が認められた事例です。


このトラブルの原因は、

不動産会社がデメリットとなる投資リスクについて説明を欠いてしまったことです。


私の推測ですが、デメリットを伝えなかった理由は、

1.良いことだけ言って買わせたかった。2.知識が足りず伝えられなかった。」の

どちらかだと思います。いずれにせよ、弊社の感覚からすると、

不動産会社として失格だと感じています。


不動産仲介業は情報業とも言われています。

不動産情報に敏感になり、メリットデメリットを洗い出し、

ての情報をお客様にお伝えすることが私たちの仕事です。


メリットだけ伝えて「買わせたい」という考え方は誤りであり、

全てを伝えた上で、お客様がご納得して選んでいただけるように

努めることが重要だと思っています。


また、知識も日々磨かなければ、些細な誤解や間違いを伝えてしまうことになります。

前述の判例を反面教師とし、日々勉強し知識を深め、

デメリットもしっかり伝える営業としてこれからも活動していきたいと

あらためて感じました。


また、法定講習は6時間という長丁場でしたが集中して受講し、

最後のテストは一発で合格。無事に更新することができました!

アップデートされたNEW宅建士の柳澤敬太を今後もよろしくお願いいします


編集後記最後までお読みいただきありがとうございます。

さて、今月の柳澤通信はいかがだったでしょうか?


先日、外出するため車に乗ろうとしたら、タイヤがパンクしている…。

しかも、スペアタイヤがない…。終わった…。と途方に暮れていると。


なんと隣のご主人が自動車の整備士さんでした。

色々と教えていただき最小限の出費で修理することができました。


しかし、車を引き取りに行く途中、とても美味しそうな寿司屋さんが目に入り、

ふらっと入店。結局、食べ過ぎて痛い出費となりました()


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