Vol.39 不誠実なチラシ

店長通信

柳澤 敬太

筆者 柳澤 敬太

不動産キャリア6年

当社は、創業50年の住宅資材専門商社から生まれました。長年にわたりお客様から支持を得てきた老舗商社だからこそ、「私たちの都合」ではなく「お客様の目線で考える」という視点を大切にしております。特に「不動産屋は何か怖い」と、ハードルを感じられている方は、当社のスタッフとお会いいただき、違いを感じていただきたいと思います。

不誠実なチラシ

 こんにちは!お世話になっております。ゾーホームの柳澤です。

今月も宜しくお願いします。


先日、会社のポストに不動産チラシが入っていました。

私もチラシを作成することがあるので、

勉強のために他社のものを見ることがあります。


どんな工夫をしているチラシなのかワクワクしながら見てしまいます。

職業病ですね。() 早速見てみると、

「新規リノベーション物件で家具・照明・エアコン付き」と書かれていました。

「おぉ!これはいいなぁ~!」と当初は思ったのですが、読み進めていくと…。


「お金は一切不要!」「住宅ローン減税を使うとこんなに安くなる!」と

いった怪しいフレーズが多用されています。


詳細情報を見ると築年数が古いため、

そもそも住宅ローン減税が使えない可能性がありました。


そこで直接業者に聞いてみることに。(チラシのことは言わず)

すると一言「住宅ローン減税は使えません。」と即答でした。


さらに、対象不動産の重要な情報である販売価格が未掲載で、

住所は間違えています。しかも、記載されている住宅ローン金利も妙に高い。

どこの銀行かもわからない。とても酷く不誠実なチラシだったのです。


 その会社のHPを見てみると、

大きい会社でHPの内容も充実していました。

綺麗なHPだから、大きい会社だから大丈夫だろうと思いがちですが、

そんなことは関係がありません。


たかがチラシ一枚ですが、業者に不信感を抱きました。

リノベーションも施工不良があるかも!?などと考えてしまいます。


私たち仲介業者はお客様の分身とも言えます。

だからこそ、ちょっとしたことに敏感になり、

不安に感じることは徹底的に調べる。


そして、事実をお客様にお伝えしていくのが私たちの仕事です。

今回のチラシは、私だから気づきましたが、

一般のお客様では気づかずに話が進んでしまうこともあります。


ネットやチラシなどで気になった不動産があったら、

気軽にご連絡をいただければ、私なりの素直な感想をお伝えいたします!


気軽にお問い合わせくださいませ!

それにしても、未だにこういった会社があるとは思いませんでした。


お客様を騙すくらいなら、弊社は閉店もしくは、ウソ発見器を装着して接客します()


編集後記最後までお読みいただきありがとうございます。

さて、今月の柳澤通信はいかがだったでしょうか?


先日、とあるマンションを下見にいきました。

室内は空室でマンション外にキーボックスがついています。


それを開錠しようとすると、

そのキーボックスの番号を合わせる箇所に大きな蛾がとまっており触れません。

虫には比較的強い私ですが、蛾だけは一切受け入れられません。


羽の柄と粉がムリです。でもこれは仕事ですから、開けないことには下見ができません。

でも体が動きません。そんな時に、マンションの管理人さんが出てきてくれ、

事情を説明すると蛾を払いのけてくれました。


その後、無事に見ることができたのですが、

その日は情けない自分と向き合い続けました。()克服法を教えてください!!

 


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