Vol.30 サンタはいる

店長通信

柳澤 敬太

筆者 柳澤 敬太

不動産キャリア6年

当社は、創業50年の住宅資材専門商社から生まれました。長年にわたりお客様から支持を得てきた老舗商社だからこそ、「私たちの都合」ではなく「お客様の目線で考える」という視点を大切にしております。特に「不動産屋は何か怖い」と、ハードルを感じられている方は、当社のスタッフとお会いいただき、違いを感じていただきたいと思います。

サンタはいる 
 こんにちは!お世話になっております。ゾーホームの柳澤です。
今⽉も宜しくお願いしま す。今回はクリスマスプレゼントのお話です。

もうそろそろクリスマスですね。今年も私の 息子はプレゼントのリクエストを手紙に書いていました。その手紙をサンタさんに渡すのが私の役割です。

「わかった。サンタさんに伝えておくよ!」と私が息子にいうと
「どうやって伝えるの?」と聞いてきました。

今まではそんな質問が返ってくることはなかったので少し慌ててしまいました。
すると息子が言います。
「本当はサンタさんなんていないよね?お父さんがプレゼント買っているんでしょ?」と、
サンタさんの存在を疑い始めたのです。
あれこれ説明して、その場をなんとかやり過ごしました。

しかし…。その数⽇後のことです。

仕事から帰宅すると、息子が仁王⽴ちで私を⾒つめています。
「どうした?」と聞くと、
「お父さんのカバンからプレゼントのレシートが出てきたよ。」とのこと。
言葉が⾒つからず呆然としてしまう私。

妻はキッチンから鋭い眼光を私に向けています。
「もっているならちょうだい。」と畳みかけてくる息子。
「いやー。あれはサンタさんがたまたまいたのよ…。」と苦し紛れの回答。

それを⾒かねた妻が必死にフォローしてくれたおかげで、
「プレゼント購入はお父さんで、配るのがサンタさん」ということでなんとか落ち着いたのでした。
今年もクリスマスまでワクワクしながら待ってくれるようです。

子供にサンタさんを信じさせるために必死にウソをつくことに
なんの意味があるのでしょうか?
私はクリスマスまで子供をワクワクさせること、
子供が喜んでいる姿を⾒て⼤人も幸せに感じること、
そんな思い出をつくるためのとても大切なウソだと思っています。

息子が大人になった時に、
自分の子供を全力で楽しませてあげられる大人になってほしいと私は願っています。

妻にもこの通信を読んでもらっていますが、
「最後いい感じに締めているけど、レシート⼀枚で台無しにしかけたでしょ。」と、
鋭い眼光は現在も継続中です(笑)。早くクリスマス来ないかなぁ~。

編集後記最後までお読みいただきありがとうございます。
さて、今年最後の柳澤通信はいかがだったでしょうか?

先日、母親から電話があり、
「来年は幸運の年だから、宝くじを買った方がいいよ!」といってきました。
私の干支が36年に一度の幸運の寅年らしく来年はその周期がまわってくる年とのこと。

私は適当に聞き流していたのですが、そのことを妻にも伝えたらしく…。
仕事から帰宅すると「伝説の寅が帰って来たぞ~!」と私を祭り上げます。(笑)

「伝説じゃなくて幸運だからっ!」とツッコミを入れるのが日課になっています。
今年もとても良い年でした。皆様、今年も一年間ありがとうございました。
来年も宜しくお願いします。

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