Vol.18 思い出の中華料理屋さん

店長通信

柳澤 敬太

筆者 柳澤 敬太

不動産キャリア6年

当社は、創業50年の住宅資材専門商社から生まれました。長年にわたりお客様から支持を得てきた老舗商社だからこそ、「私たちの都合」ではなく「お客様の目線で考える」という視点を大切にしております。特に「不動産屋は何か怖い」と、ハードルを感じられている方は、当社のスタッフとお会いいただき、違いを感じていただきたいと思います。

感謝

 こんにちは!お世話になっております。ゾーホームの柳澤です。

今月も宜しくお願いします。今回は、実家の近くにある中華料理屋さんのお話をいたします。


地元ではとても有名で、創業30年以上の昭和の雰囲気を感じさせてくれるお店です。

私が物心ついた頃には、既に営業されていました。


この店の人気メニューが「肉チャーハン」です。

たまごチャーハンの上に、肉野菜炒めのあんがかかっています。

ボリュームあるチャーハンで大好きだったので、子供のころからイベント事があると、

出前で注文していました。私は東京に出てきて13年目になり、

色々な人気店に行きましたが、どのお店と比べても地元の「肉チャーハン」だけは、

特別なもの。帰省した時には必ずと言っていい程、食べていた思い出の一品です。


そんなある日、母親から電話で

「店主が体調を崩して、看板を下ろすことになった」との連絡がありました。


そこで初めて聞いたのですが、量が多かったのは店主の計らいであったとのことでした。

実家から出前の依頼をすると「長くお世話になっているお客様だから」と

優先的に配達してくれて、普通に注文しても大盛をサービスしてくれていたのです。


時には、「余ったスープでカレーを作ったよ!」と

おすそ分けしてくれることもありました。「中華料理屋なのにカレー!?」と

驚きましたが、とてもサービス精神旺盛な店主だったのです。


後継者もおらず夫婦2人で切り盛りしていたので、

2度と食べられないと思うと、とても残念ですが、

店主の想いを聞いて感謝の気持ちでいっぱいになりました。


お店を30年以上も続けてこられたのは多くのファンがおり、

1組ずつを大切にしてきた店主の人柄が大きいのではないかと感じました。

サービスの裏側にはお客様への感謝の気持ちがあったのではないかと思います。


供のころからお世話になったお店なので、感謝の気持ちを手紙にしたためました。

帰省した時には直接お会いして感謝を伝えようと思います。本当においしかったなぁ~。

もう一度あのチャーハンを食べたいと思い自分で作って再現しようと研究の日々です。()


編集後記

最後までお読みいただきありがとうございます。

さて、今月の柳澤通信はいかがだったでしょうか?


今年も残すところ、2週間余りとなりました。そろそろクリスマスですね。

子供からポケモンのゲームを注文されているのですが、

ダウンロード版のものでソフトがありません。


サンタクロースとしてどのようにプレゼントすればよいか迷っている

今日この頃です。() 今年も、1年間大変お世話になりました。

良いお年をお過ごしください。


 

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