Vol.16 水道の修理

店長通信

柳澤 敬太

筆者 柳澤 敬太

不動産キャリア6年

当社は、創業50年の住宅資材専門商社から生まれました。長年にわたりお客様から支持を得てきた老舗商社だからこそ、「私たちの都合」ではなく「お客様の目線で考える」という視点を大切にしております。特に「不動産屋は何か怖い」と、ハードルを感じられている方は、当社のスタッフとお会いいただき、違いを感じていただきたいと思います。

情報格差

 こんにちは!お世話になっております。ゾーホームの柳澤です。

今月も宜しくお願いします。

今回は、自宅の水道設備についてのお話をいたします。

最近、家のキッチン水栓が劣化により故障してしまいました。


前職では水道設備の材料を毎日取り扱っていたので、

直すべき場所はわかっていたのですが、実際に修理はしたことがありません。()


「説明書を見ずにとりあえずやってみよう!」というO型の血が騒ぎましたが、

大洪水になってしまうことが容易に想像できたので断念。

結局メーカーのメンテナンスを依頼することにしたのです。

そこで早速メンテナンス業者を呼び見てもらうことに。


すると、予想していたとおり部品の劣化が原因による水漏れでした。

金額は1万弱と、こちらも部品と施工費合わせて想定内の金額。


ただ、業者より「他にも異常があります。水栓の一部が錆びているので匂いが出ています。気になりませんか?」とのこと。


修理金額を聞いたところ、「約5万円くらいです。修理しても良いですか?」

「ここは修理しておいた方がいいですよ!」と寡黙だった職人が、

畳みかけるように話してくるのです。


かなり違和感があったので、

実際にキッチンの下に潜り込み見てみることに。

確かに匂いました。しかし、これは排水管の匂いではないかと…。


排水管には、防臭キャップという匂い止めがついているのですが、

それが外れていたのです。「これが原因じゃないのですか?」と言うと。

「すいません。勘違いしておりました。外れていました?」と惚ける始末。


本当に気づいていなかっただけかもしれませんが、

結局最初の修理のみで終わったのでした。


 私は、たまたま前職で知っていた情報だったので、

すぐに気づく事ができましたが、

一般の人からしたら不安を感じて支払ってしまうかもしれません。


専門外のことは当たり前のようにプロに任せますが、

情報をいっぱいもっている業者に都合よく進められてしまうこともあります。


情報格差を埋めるためには、

業者にいっぱい質問をして情報を引き出すことが大事ではないでしょうか。


そして、質問に対して丁寧に回答してくれる人は、

安心して任せられる人だと思います。

(私は、なんでも答えますのでいっぱい質問してくださいっ!!)


騙すつもりはないとは思いますが、

「東京って怖いなぁ~。」と感じた出来事でした。埼玉県民ですが…。()


編集後記

最後までお読みいただきありがとうございます。

さて、今月の柳澤通信はいかがだったでしょうか?

10月と言えば近年大型台風が直撃してきている印象があります。

私の地元では2004年に大型の台風22号が直撃しました。


その時空から大量の木が降り、今まで見た事もない街の光景を目にしました。

災害の予想には限界があります。

やり過ぎくらいの対策をして注意していくべき季節ですね。

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